日蓮大聖人御書拝読と御法話

平成16年10月3日 広布唱題会

御講聞書

お題目は世界中に届く最高の贈り物

御講聞書(おんこうききがき) 御書一八一九頁
弘安三年五月二八日 五九歳

御講聞書(御書一八一九頁)

題目を唱え奉る音は十方世界にとどかずと言う所なし。我等小音なれども、題目の大音に入れて唱え奉る間、一大三千界にいたらざるところなし

【現代語訳】

 私たちが御本尊様に向かってお題目を唱えるとき、お題目は宇宙大の広がりがあります。私たち凡夫の声がいくら大きくとも世界中に届くことはありませんが、御本尊様に向かいお題目を唱える時に、私たちの願いは世界の隅々にまで届くのです。


【ポイント】

 御本尊様の限りないお力を題目の面から御指南下さる御文です。

 私たちは、折伏の大きな願いをたてて、お題目を唱えます。相手に、「幸福になって欲しい・病気がよくなるように」などなど。そのような種々の祈りを込めたお題目は、どのような所にも届きます。どのような相手にも届きます。そして、その祈りは最高の贈り物です。なぜならば、御本尊様の功徳ほど貴いものはないからです。

 また、地球上には、貧困や飢餓や戦渦などに苦しむ人々が大勢います。その方たちのことを思い、お題目を唱えることも大切です。援助という名の物質的支援には限界があります。しかし、御本尊様の功徳は無限です。さらに、贅沢三昧で傲り高ぶった人のことを祈るのも私たちの役目ではないかと思います。どちらにせよ、他者のためにお題目を唱える境界が、「仏様の境界」です。なぜならば、慈悲があるからです。ゆえに、御本尊様に向かいお題目を唱えるときはすでに、「仏界」です。

 日寛上人が功徳をわかりやすく御指南下さる御文、
「この本尊を信じて南無妙法蓮華経と唱うれば、則ち祈りとして叶わざるなく、罪として滅せざるなく、福として来らざるなく、理として顕れざるなきなり」
を、どのようなときにも忘れずに、お題目を唱えましょう。
 
 お題目は世界中に届く最高の贈り物です。

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