日蓮大聖人御書拝読と御法話

平成17年1月8・9日 御報恩御講

お正月の御書


『太田殿許御書』 七五二頁 文永一二年一月二四日 五四歳

新春の御慶賀自他幸甚幸甚。

『春之祝御書』 七五八頁 文永一二年一月 五四歳

 春のいわいわすでに事ふり候ひぬ。さては故なんでうどのはひさしき事には候はざりし

『清澄寺大衆中』 九五四頁 建治二年一月一一日 五五歳

新春の慶賀自他幸甚幸甚。去年来たらず如何。定めて子細有らんか。
   
『南条殿御返事』 九四八頁 建治二年一月一九日 五五歳

 はるのはじめの御つかひ、自他申しこめまいらせ候。さては給はるところのすずの物の事、もちゐ七十まい、さけひとつゝ・いもいちだ・河のりひとかみぶくろ・だいこんふたつ・やまのいも七ほん等なり。ねんごろの御心ざしはしなじなのものにあらはれ候ひぬ。
   
『上野殿御返事』 一三四九頁 弘安元年 五七歳

 餅九十枚・薯蕷五本、わざと御使ひをもって正月三日ひつじの時に、駿河の国富士郡上野郷より甲州波木井の郷身延山のほらへおくりたびて候。(乃至)元三の内に十字九十枚、満月の如し。心中もあきらかに、生死のやみもはれぬべし。
   
『上野殿御返事』 一四四六頁 弘安三年一月三日 五九歳

 十字六十枚・清酒一筒・薯蕷五十本・柑子二十・串柿一連送り給び候ひ畢んぬ。法華経の御宝前にかざり進らせ候。

 春の始めの三日、種々の物法華経の御宝前に捧げ候ひ畢んぬ。花は開いて果となり、月は出でて必ずみち、灯は油をさせば光を増し、草木は雨ふればさかう、人は善根をなせば必ずさかう。其の上元三の御志元一にも超へ、十字の餅満月の如し。事々又々申すべく候。

 正月三日
日蓮花押
 上野殿
   
『上野尼御前御返事』 一五五二頁 弘安四年一月一三日 六〇歳

 聖人ひとつゝ、ひさげ十か、十字百、rひとをけ二升か、柑子ひとこ、串柿十くしならびにくり給び候ひ了んぬ。春のはじめ、御喜び花のごとくひらけ、月のごとくみたせ給ふべきよしうけ給はり了んぬ。
   
『八日講御書』 一五八六頁 弘安五年一月七日 六一歳

 満月のごとくなるもちゐ二十・かんろのごとくなるせいす一つゝ給び候ひ了んぬ。春のはじめの御悦びは月のみつるがごとく、しをのさすがごとく、草のかこむが如く、雨のふるが如しと思し食すべし。
   
『内記左近入道殿御返事』 一五七八頁 弘安五年一月一四日 六一歳

 春の始めの御悦び、自他申し篭め候ひ了んぬ。抑去年の来臨は曇華の如し。将又夢か幻か
   
『春初御消息』 一五八八頁  弘安五年一月二〇日 六一歳

 ははき殿かきて候事よろこびいりて候。

 春の初の御悦び、木に花のさくがごとく、山に草の生ひ出づるがごとしと我も人も悦び入って候。さては御送り物の日記、八木一俵・白塩一俵・十字三十枚・いも一俵給び候ひ
   

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日蓮正宗向陽山佛乗寺