日蓮大聖人御書拝読と御法話

平成19年9月1日 永代経

病ありて道心はおこり候

@『妙法尼御前御返事』

「又このやまひは仏の御はからひか。そのゆへは浄名経・涅槃経には病ある人、仏になるべきよしとかれて候。病によりて道心はおこり候か」


A『富木入道殿御返事』

「命限り有り、惜しむべからず。遂に願ふべきは仏国なり」(四八八頁)


B『法華証明抄』

「人もすゝめぬに心中より信じまいらせて、上下万人に、あるひはいさめ或はをどし候ひつるに、ついに捨つる心なくて候へば、すでに仏になるべしと見へ候へば、天魔・外道が病をつけてをどさんと心み候か。命はかぎりある事なり。すこしもをどろく事なかれ」(一五九一頁)


C『松野殿御返事』

「とても此の身は徒に山野の土と成るべし。惜しみても何かせん。惜しむとも惜しみとぐべからず。人久しといえども百年には過ぎず。其の間の事は但一睡の夢ぞかし」(一〇五二頁)


D『経王殿御返事』

「日蓮がたましひをすみにそめながしてかきて候ぞ、信じさせ給へ。仏の御意は法華経なり。日蓮がたましひは南無妙法蓮華経にすぎたるはなし。妙楽云はく『顕本遠寿を以て其の命と為す』と釈し給ふ。
 経王御前にはわざはひも転じて幸ひとなるべし。あひかまへて御信心を出だし此の御本尊に祈念せしめ給へ。何事か成就せざるべき。『充満其願、如清涼池』『現世安穏、後生善処』疑ひなからん」(六八五頁)

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日蓮正宗向陽山佛乗寺