日蓮大聖人御書拝読と御法話

平成21年4月5日 広布唱題会

生死一大事血脈抄

〜 水魚の思い 〜

生死一大事血脈抄(御書五一四頁)
文永九年二月一一日  五一歳

生死一大事血脈抄 (新編御書五一四頁)

総じて日蓮が弟子檀那等自他彼此の心なく、水魚の思ひを成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱へ奉る処を、生死一大事の血脈とは云ふなり、然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり。若し然らば広宣流布の大願も叶ふべき者か。剰へ日蓮が弟子の中に異体異心の者之有れば、例せば城者として城を破るが如し(御書五一四頁)


 十五万名の法華講員が、一日二時間の唱題を百日間行えば七百五十億遍のお題目になる。このお題目を『立正安国論』正義顕揚七百五十年の御宝前にお供えしよう、そしてお祝いを申し上げよう、と総本山六十八世日如上人が御指南下さるのは、日蓮大聖人様の仰せを素直に信じ、正直な心で唱題を重ね、法華講員一人残らず成仏の功徳を受けきっていこうではないか、唱題の功徳で、あらゆる障魔を打ち破り、地涌倍増と大結集の御命題を達成しようではないか、との御意であると拝するものです。

 十五万名の法華講員が心を一つ合わせて唱題をする「異体同心」の修行は、拝読の、『生死一大事血脈抄』で日蓮大聖人様が仰せ下さるように、広宣流布をも達成することができるのです。

 難事中の難事である広宣流布の大願さえ叶うのでありますから、私たち一人ひとりの願いが叶わないはずがありません。丈夫な身体になりたい、経済苦を克服したい、人間関係を良くしたい、勉強ができるようになりたい等々の多くの願いが私たちにはあります。その願を叶えるポイントは、「異体同心」の信心にある、ということです。

 しかし、その「異体同心」も付和雷同であってはなりません。唱題を重ねる私たちの強信な祈りが根本です。『日厳尼御前御返事』に、
叶い叶わぬは御信心により候(御書一五二〇頁)
御指南の如くです。『異体同心事』にも、
異体同心なれば万事を成じ、同体異心なれば諸事叶ふ事なし(御書一三九〇頁)
と説かれる如くです。ただし、
剰へ日蓮が弟子の中に 異体異心の者之有れば、例せば城者として城を破るが如し
と仰せのように、心を一つにして唱題のできない者は「城者破城」であるとの厳い戒めを努々忘れてはなりません。

 心配はいりません。御法主上人の御指南を拝して、日蓮大聖人様の教えを実践する信心であれば、決してこのような「城者破城」の者にはなりません。また、そのようにならないためには、一回でも多く登山参詣をして、御開扉を受け、罪障消滅に励むことです。そうすることで自己中心的なものの考えがあらたまります。日蓮大聖人様中心の信仰生活に変革することができます。そして、願いの叶う自分がいることに気づくのです。

 御法主上人の御指南のままに、一切衆生が幸福になるよう世界中の法華講員と心を一つにして、七億五十億遍のお題目を唱え進んでまいるところに御本仏の御加護が必ず顕れます。

 講頭・副講頭を中心として、各総地区長指揮の下、自らの成仏とまわりの方々の成仏を祈り折伏の修行に精進を。宗旨建立の良き四月です。

以上

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日蓮正宗向陽山佛乗寺