日蓮大聖人御書拝読と御法話

平成23年4月3日 広布唱題会

法華初心成仏抄

法華初心成仏抄 (御書 一三一四頁)
弘安元年 五七歳

法華初心成仏抄 (御書一三一四頁)

よき師と・よき檀那と・よき法と此の三寄り合いて祈を成就し国土の大難をも払ふべき者なり


 当抄について、日顕上人は昭和六十一年九月四日に、次のように御教示です。

【日顕上人の御教示】

『法華初心成仏抄』の御指南がございますが、「よき師」とは申すまでもなく、末法万年広宣流布の根本たる本仏・大聖人様と、その人法一箇の御当体たる戒壇の大御本尊であります。その流れを汲んで、法を持ち、それぞれの住職がそれぞれの寺院における「よき師」として皆様に大聖人様の法を正しく伝え、そして僧俗一致していくところに必ず、いかなる諸願も成就するのであります。そして、その「よき法」とはすなわち、法華経に説かれてあるところの
「正直捨方便 但説無上道」
という法であります。正直に方便を捨てて、仏様の唯一無上の意義をもって説き顕された法華経の法体、すなわち妙法蓮華経の五字・七字こそいわゆる方便を捨てた真実の成仏の大法であります。
 
 この日顕上人の御教えを深く心に刻み、「国土の大難を払う」ことの出来る唱題と折伏に励みむ時です。
☆共に唱題をしよう。
 お寺でも震災後、朝の勤行後八時までと、夕勤行後の六時三十分までの間、追善供養と復興を願って題目行をしております。ただ、交通・電力等の事情もありますので、朝夕の勤行に参詣するのではなく、各ご家庭の御本尊様にお題目を唱へ御祈念をしましょう。
 特に、未入信の家族や友人知人に声を掛け共に祈ることが肝心です。未入信の奥さんや御主人に思い切って声を掛け、祈り、回向をしてまいりましょう。例え一分でもよいのです。時間や場所ではなく大切なことは、末法の一切衆生を幸福に導いて下さる、本門戒壇の大御本尊様に、共に祈り願うことです。今こそ日頃の思いを届ける時です。私たちの力は小さいものであっても、偉大なお力の御本尊様に祈るのですから、願いは叶えられます。勇気と希望を贈ることのできるお題目です。
 自らと周囲の方々のために、南無妙法蓮華経と唱え、行に励み、徳を積み、その徳を回し向かわしめ、安穏なる生命を育んでまいりましょう。御精進を。

以上

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日蓮正宗向陽山佛乗寺