日蓮大聖人御書拝読と御法話

平成26年5月4日 広布唱題会拝読御書

佐渡御書

座談会をしよう!!

佐渡御書(平成新編御書五八三頁)

此の文を心ざしあらん人々は寄り合ふて御覧じ、料簡候ひて心なぐさませ給へ

 御文は「佐渡御書」一節です。

 御文の意を拝しますと、「この日蓮の法門を聞いて、自身の成仏ばかりではなく、一切衆生の成仏を願う人々は、お互いに寄り合い、差し上げたこの手紙を読んで下さい。そして日蓮の教えをよく理解し、励まし合って広宣流布のために精進ください」となります。

 現在私たちが取り組む座談会の原型がここにあります。700年の遙か昔、御在世の時から、我々法華講衆は同信の者達が寄り合って、大聖人様の教えを共に学んでまいりました。

 そこでは、大聖人様のお手紙を皆で拝読し、それぞれが自らの境界で受けとめ日々の生活の指針としておりました。文字が読めない人もいました。字の書けない人もいます。社会的地位のある人も、全くの庶民も等しく集まって、分け隔てもなく語り合い、励まし合って御題目を唱えたのです。

 日興上人をはじめとする弟子も出席されておりました。お手紙では書き尽くせない御法門の内容を、日興上人等から聞きになることもありました。

 交通の発達していない当時のことです。千葉にお住まいの富木常忍さんと、鎌倉の四条金吾さんが座談会で集まるのはご苦労がありました。大変ではありましたが、実践をされていました。また、それが大聖人様の命じられた信仰の姿であったのです。

 座談会を充実させることが、点を線に、線を面にする原点です。その先に広布実現あります。座談会は、広布の橋頭堡を築くことであり、地域広布の拠点となる時と場です。

 座談会は大聖人様が仰せ下さる修行です。また、一人ひとりの信心を向上させる偉大な場です。積極的に構築してまいりましょう。


※佐渡御書−龍の口法難や佐渡流罪に対し、門下の疑念を 晴らし、大聖人の信仰の筋道を厳しく指導された書。

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日蓮正宗向陽山佛乗寺