日蓮大聖人御書拝読と御法話

平成26年7月5日 広布唱題会拝読御書

椎地四郎殿御書

椎地四郎殿御書 (御書・一五五五頁)

椎地四郎殿御書(御書一五五五頁)

法華経の法門を一文一句なりとも人にかたらんは過去の宿縁ふかしとおぼしめすべし経に云はく『亦正法を聞かず是くの如き人は度し難し』云々。此の文の意は正法とは法華経なり。此の経を聞かざる人は度しがたしと云ふ文なり。法師品には『若是善男子善女人乃至則如来使』と説かせて給ひて、僧も俗も尼も一句をも人にかたらん人は如来の使ひと見へたり。貴辺すでに俗なり、善男子の人なるべし。

(通解)

法華経の教えを一文一句でも人に向かって説くことは、過去世からの深い因縁かあると考えて下さい。方便品には「また正法を聞かず、是の人は度し難し」と説かれています。文の意は、正法とは法華経のことで、この法華経を聞かない人は救うことができない、ということです。法師品には「もし是れ善男子善女人、乃至、則ち如来の使いなり」と説かれており、僧侶も俗人も尼も女性も、法華経の一句を説く人は如来即ち仏の使いであるとされています。あなたは在家の俗人ですが、経文に説かれる善男子であります。仏の使いであること疑いがありません。


(要点)

大聖人様が、折伏をする人は如来(仏様)のお使いであり、それは過去世からの深い因縁によって定められた事であると仰せです。つまり、過去の宿縁で今生に生を受け、さらに折伏をすることの出来る立場である、と自覚を強くすることを教えて下さるのです。

また、仏様のお使いであることに誇りを持ち、折伏を行ずる時、必ず仏様の御加護を受けることができることも知らねばなりません。何故ならば、折伏をする人を、仏様が、日蓮大聖人様が、御本尊様が必ず護って下さるからです。ですから、苦しい時、辛い時こそ、より折伏を行じて御加護が受けられるように励む事が大切です。

また、「善男子・善女人」とは、善き法を信じた持つ男性と女性のことです。善き法とは言うまでも無く「文底独一の南無妙法蓮華経」です。そしてそのことは、如来の使という貴い立場であると讃嘆されております。

大聖人様が椎地四郎殿を通して、私たちに、「あなた方はすでに『善男子・善女人』です」とお誉め下さるお言葉を胸に留め、本年下半期の闘いを進めてまいりましょう。

今日は宗務院海外部の会議があり総本山で御法主上人のお供をして唱題会に参加しております。ご理解下さい。(住職)

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日蓮正宗向陽山佛乗寺