日蓮大聖人御書拝読と御法話

平成26年11月2日 広布唱題会拝読御書

立正安国論

立正安国論(平成新編御書二五〇頁)
文応元年七月一六日 三九歳

立正安国論 (御書二五〇頁)

汝早く信仰の寸心を改めて速やかに実乗の一善に帰せよ。然れば則ち三界は皆仏国なり、仏国其れ衰へんや。十方は悉く宝土なり、宝土何ぞ壊れんや。国に衰微無く土に破壊無くんば身は是安全にして、心は是禅定ならん。此の詞此の言信ずべく崇むべし


【通解】

 あなたは一刻も早く誤った信仰から正しい法華経の信仰に立ち返るべきです。そうすれば、この私たちの住んでいる世界は仏国となって現れます。仏国は衰えることはありません。仏国の周囲も全てが宝の国土です。宝の国土が壊れることはありません。国土が衰えることがなくなれば、その国土に住む私たちの身も安全です。身が安全であれば心も又穏やかになります。この言葉を信ずるべきであり崇めるべきです


 西アフリカのギニア・リベリア・シエラレオネ等ではエボラ出血熱の患者が急増し、すでに一万人を越える人たちが死の恐怖の中にあることが報道されている。

 ことに、リベリアでは、エボラウイルスへの感染、もしくは感染の疑いがある人が約五千人、このうち、およそ約六十パーセントの人が死亡していると報道されている。

 この出来事を「対岸の火事」と思ってはいないだろうか。もしそうであれば、来世の善処は望むべきもない。しかし、いかんせん遠方である。思いはあっても形にすることは不可能に近い。ただし、大聖人様の信仰をしている私たちには、「祈る」という修行を知っている。「明日は我が身」との思いで、西アフリカの人たちに直接折伏をすることは叶わないが、近くにいる友人知人から折伏の縁を広げることで、やがては海を渡りアフリカの地まで届くときが必ず来る。

 「速やかに実乗の一善に帰せよ」と声を上げ、全ての人々が身心の安全と禅定を得られることを願い、唱題と折伏に励んでまいろうではないか。

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日蓮正宗向陽山佛乗寺