立宗七百六十一年の
新春を寿ぎ奉る


〜大白法 新年特集号より〜

御法主日如上人猊下 新年の辞

 立宗七百六十一年の新春を迎え、御隠尊日顕上人猊下には御機嫌麗しく新年をお迎えの御事と慶賀至極に存じ上げます。

 また、法華講大講頭・法華講連合会委員長永井藤蔵氏ほか全国法華講員御一同には、清々しく新春をお迎えのことと存じます。

 昨年、宗門は「実行前進の年」に相応しく、全国的に折伏の機運が高まり、僧俗一致・異体同心の団結と身軽法重・死身弘法の強盛なる信心によって、波及的に折伏弘通の動きが浸透し、来るべき平成二十七年・三十三年の目標達成へ向けて大きく前進することが出来ました。

 これも偏に各支部が誓願達成への一念に燃えて一丸となり、折伏活動を展開してきた結果であり、誠に歓喜に堪えません。

 本年「団結前進の年」は、各支部共に更に一段と団結を図り、持てる力を存分に発揮して、大折伏戦を随時随所に展開して前進を重ね、以て全支部が折伏誓願達成へ向けて大前進を図られますよう衷心よりお祈り申し上げるものであります。

 その為には、先ず各支部において、誓願達成の為の年度計画を具体的にしっかりと立て、かつ短期・長期等それぞれの活動目標を定めて、一同が志を同じくして、折伏戦に臨むことが肝要であります。

 この基本計画がないと、組織は舵なき舟、銜なき馬の如く、行動が蛇行して定まりがなく、目標を達成することが出来ません。

従って、講中全体が誓願達成の強い意識を持ち、たとえ折伏に参加する形は様々であっても、異体同心の団結と誓願達成の同一目的を持って、講中が一致団結して全員参加の折伏を実践していくことが大事であります。

 つまり、異体同心の団結を以て、全体行動を起こしていけば、如何なる障魔にも負けない強固な団結の輪が出来、堅牢にして活動的な講中を構築して誓願を達成することが出来るのであります。

 故に、大聖人は『生死一大事血脈抄』に、
「総じて日蓮が弟子檀那等自他彼此の心なく、水魚の思ひを成して異体同心にして南無妙法蓮華経と唱へ奉る処を生死一大事の血脈とは云ふなり。然も今日蓮が弘通する処の所詮是なり。若し然らば広宣流布の大願も叶ふべき者か。剰へ日蓮が弟子の中に異体異心の者之有れば、例せば城者として城を破るが如し」(御書五一四ページ)
と異体同心の大事を御教示遊ばされているのであります。

 大聖人はこの他の御書においても異体同心の大事を説かれておりますが、何事もそうであるように、事を成すためには力を分散することなく、力を集中してこそ効果があり、広宣流布の大願も異体同心の団結なくしては達成することは出来ないのであります。

 而して、この異体同心の団結と、折伏に立ち上がる気概と勇気を生む鍵こそ唱題行であります。

 全国的に見て、折伏が盛んな支部の特徴は、講中挙げて唱題行を励行していることであります。

 正しく、唱題と折伏との関係は不可分であり、折伏に当たって先ず唱題をしっかりと行い、もし又、種々の都合によって、折伏に直接参加できない人でも、寺院等での唱題行に参加して、講中全体で折伏達成を願っていくことが大事であります。

 大聖人は『法華初心成仏抄』に、
「凡そ妙法蓮華経とは、我等衆生の仏性と梵王・帝釈等の仏性と舎利弗・目連等の仏性と文殊・弥勒等の仏性と、三世諸仏の解りの妙法と、一体不二なる理を妙法蓮華経と名づけたるなり。故に一度妙法蓮華経と唱ふれば、一切の仏・一切の法・一切の菩薩・一切の声聞・一切の梵王・帝釈・閻魔法王・日月・衆星・天神・地神・乃至地獄・餓鬼・畜生・修羅・人天・一切衆生の心中の仏性を唯一音に喚び顕はし奉る功徳無量無辺なり」(同一三二〇ページ)
と甚深の御教示を遊ばされています。

 されば、各位にはこの御金言を心肝に染め、大御本尊への絶対的確信をもって、講中の一人ひとりが折伏誓願の達成を祈って真剣に唱題行を実践し、その功徳と歓喜を以て折伏に打って出ることが誓願達成の秘訣であることを知り、猶一層の精進を願うものであります。

 特に、本年は十一月には立正安国論正義顕揚七百五十年記念局事業の御影堂大改修落慶大法要が奉修される予定になっており、折伏もこの慶事に相呼応して進め、必ず誓願は達成しなければなりません。

 依って、本年「団結前進の年」は、全国の法華講が異体同心・一致団結して唱題と折伏に取り組み、必ず全支部が折伏誓願を達成され、以て、来るべき平成二十七年・三十三年の目標達成へ向けて大前進されますよう衷心よりお祈り申し上げ、新年の挨拶といたします。

以上

(大白法/平成25年1月1日号より)



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