立宗七百六十三年の
新春を寿ぎ奉る


〜大白法 新年特集号より〜

御法主日如上人猊下 新年の辞

 立宗七百六十三年の新春、明けましてお目出度うございます。

 御隠尊日顕上人猊下には御機嫌麗しく新年をお迎えの御事と慶賀の至りに存じ上げます。

 また、法華講連合会委員長・永井藤蔵氏をはじめ御一同には、清々しく初春を迎えられ誠におめでとうございます。

 此の度、『大白法』が本年一月一日号をもって九百号を数えることになり誠に慶びに堪えません。

 法華講連合会の機関紙として、正確な報道と布教性・指導性を以って、長年に亘って刊行されてきたことは、法華講の健全な発展を図る上で大きく貢献してきました。

 特に、今宗門は本年三月には日興上人御生誕七百七十年法華講員五十パーセント増の誓願達成の期日を迎え、更にその先、平成三十三年宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年法華講員八十万人体勢の構築へ向かって、僧俗一致・異体同心の団結を以って出陣すべき重大なる時を迎えて、『大白法』が果たす役割は極めて大きく、今後共為宗為法の活躍を心から祈るものであります。

 昨年、全国の法華講は、果敢に折伏を実践して大きな成果を挙げ、来たるべき本年三月の第二祖日興上人御生誕七百七十年法華講員五十パーセント増達成へ向けて大きく前進することが出来ました。

 是れも偏に、各支部が僧俗一致・異体同心して、あらゆる困難と障害を乗り越え、真剣に唱題に励み、折伏に取り組んできた結果であり、各支部の勇を鼓す奮闘努力に心から敬意を表するものであります。

 さて本年は「達成・出陣の年」であります。

 即ち、本年三月の第二祖日興上人御生誕七百七十年の期日までに、全支部が法華講員五十パーセント増の誓願を達成すると共に、来たるべき平成三十三年宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年を期して、法華講員八十万人体勢の構築を目標に、僧俗が一体となって新たに出陣する極めて重要な年であります。

 就中、法華講員五十パーセント増の誓願は、宗門全体で総計すれば既に達成したとは言え、全支部が誓願を達成することが最重要課題であり、未だ未達成の支部は誓願達成の意義と要須を覚知し、万難を排して必ず誓願を達成されますよう願うものであります。

 また、既に五十パーセント増の誓願を達成された支部においては、今回達成の歓びを因として更なる決意を固め、確固不抜の信念と磐石なる陣容を整え、新たなる出陣に備えて戴きたいと思います。

 大聖人は『報恩抄』に、
「日蓮が慈悲曠大ならば南無妙法蓮華経は万年の外未来までもながるべし。日本国の一切衆生の盲目をひらける功徳あり。無間地獄の道をふさぎぬ。此の功徳は伝教・天台にも超へ、竜樹・迦葉にもすぐれたり。極楽百年の修行は穢土の一日の功に及ばず。正像二千年の弘通は末法の一時に劣るか」(御書一〇三六ページ)
と仰せであります。

 即ち、「日蓮が慈悲」とは親徳を、「一切衆生の盲目をひらける」とは師徳を、「無間地獄の道をふさぎぬ」とは主君の徳を顕し、宗祖日蓮大聖人こそ末法主師親三徳兼備の御本仏にして、その功徳は正像過時の竜樹・迦葉・伝教・天台よりも勝れていることを明かされ、以って正像二千年の弘通の功徳よりも、末法に於ける妙法弘通の功徳の方が遥かに勝れていると仰せられているのであります。

 依って、『持妙法華問答抄』には、
「願はくは『現世安穏後生善処』の妙法を持つのみこそ、只今生の名聞後世の弄引なるべけれ。須く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ、他をも勧めんのみこそ、今生人界の思出なるべき」(同三〇〇ページ)
と仰せられているのであります。

 当に、今日値い難き仏法に値い奉り、奇しくも第二祖日興上人御生誕七百七十年並びに宗祖日蓮大聖人御聖誕八百年の佳節に巡り合える身の福運を思うとき、今こそ我々は宗開両祖の御遺訓を心肝に染め、自行化他の信心に励み、妙法広布に身を捧げ、誓願達成へ向けて全力を傾注して御報恩謝徳申し上げていくことが我等の一生成仏にとっても、更に世のため人のためにも如何に大事であり、素晴らしいことであるかを確知すべきであります。

 他方、創価学会は頭破七分して「弘安二年の御本尊は受持の対象にはいたしません」と述べて、本門戒壇の大御本尊の信仰を否定する大謗法犯し、多くの会員を幻惑して不幸に落としめるこの上なき大罪を犯すに至りました。

 この無慚極まる所業に対して、私共は、その誤りを糾し、一人でも多くの創価学会員を覚醒させ救っていくことが大事であります。

 されば、我等は血脈正統の本宗に身を置く身の福徳を心から深謝すると共に、猶一層の精進を以って、創価学会の邪義を破折し、邪義謗法の害毒によって苦しんでいる人々に対して、破邪顕正の折伏を実践すると共に、一天四海本因妙広宣流布を目指し、近くは、第二祖日興上人の御生誕七百七十年の佳節を晴れて迎えられますよう心から念じ、新年の挨拶といたします。

(大白法/平成27年1月1日号より)



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