平成18年5月号
御住職ご指導
「折伏を行じて、今こそ罪障消滅を」
 
 平成十八年四月六日七日の両日、昨年の十二月に六十七世御法主日顕上人から唯授一人の御相承をお受けになられた総本山六十八世御法主日如上人の御代替奉告法要並に御虫払会が奉修されました。

 この法要には、佛乗寺からも多くの方々が参詣し、日蓮正宗七百年の伝統を肌で感じ、さらなる精進を誓う場となりました。

 ことに、奉安堂で奉修された「御生骨内拝」は、日蓮大聖人様の仏法の不思議を目の当たりにすることにより、千載一遇の有り難さに参詣者一同は言葉に表すことのできない感激をあらたにすることができました。日如上人、御隠尊上人に見守られての二時間の唱題はことに心強いものでした。

 また六日の奉告法要から、十七日に海外信徒が下山するまでの間、この季節には珍しく天候に恵まれたことで、諸天の加護を実感することができました。諸天善神も日蓮正宗富士大石寺の法統が連綿と継承され、新御法主日如上人が御登座あそばされたことを慶祝されているのです。まさに現証とはこのことです。

 ところが創価学会では、「日顕上人が退座されたなら以前のように登山ができる。だから脱会しないで」と指導をしておりましたが、この度の御代替わりが過ぎても破門が許されないとわかったとたん、今度は日如上人への誹謗悪口を繰り返すようになっています。「日顕上人は日達上人から御相承を受けていない。その日顕上人からの御相承はニセである」ということが彼らの主な主張です。彼らの二枚舌三枚舌には今さら驚きもしませんが、あまりにも身勝手な話を並べ立てておりますので、破折をしておきます。

 破折といっても新しいことをいう必要はまったくありません。かつての「池田先生のご指導」を見ればその矛盾が明らかになるからです。したがって、創価学会の者たちが訪ねてきましたなら、以下の指導を読ませて、その感想を聞き、破折をしなくてはなりません。訪ねてこないなら、こちらから訪問し、破折をし、正法に立ち返るように勧めることが私たちの修行です。

 以下は「池田先生の指導」です。
「ご存知のとおり、私どもは日蓮大聖人の仏法を奉ずる信徒である。その大聖人の仏法は、第二祖日興上人、第三祖日目上人、第四世日道上人、および御歴代上人、そして現在は第六十七世御法主であられる日顕上人猊下まで、法灯連綿と血脈相承されている。ゆえに日顕上人猊下の御指南を仰ぐべきなのである。この一貫した仏法の正しき流れを、いささかなりともたがえてはならない」
(池田大作著 広布と人生を語る 三巻二四九ページ)

「日蓮宗身延派にあっても、南無妙法蓮華経の題目を唱えている。御書もある。経文も、法華経の方便品、寿量品等を読経している。また、もと正宗の僧侶であった『正信会』も、御法主上人の認められた御本尊を拝しているし、読む経文も唱える題目も、われわれと同じである。外見からみればわれわれと同じようにみえるが、それらには唯授一人・法水写瓶の血脈がない。法水写瓶の血脈相承にのっとった信心でなければ、いかなる御本尊を持つも無益であり、功徳はないのである。すなわち『信心の血脈なくんば法華経を持つとも無益なり』なのである」
(同 八巻二二八ページ)

 もし、この指導を「過去のこと」と逃げるのであれば、その学会員とは話をする時間は無駄です。速やかにお引き取りいただくことにしましょう。

 また、「あなたは精神が二重構造になっていますよ。かりに池田氏が過去の発言を否定した文書なりテープなりがあるのなら見せてください。そうすれば池田氏が二枚舌であることがはっきりします」と教えてあげることも慈悲です。

 あくまでも、池田大作の矛盾した指導を指摘することが肝要です。まともな神経の持ち主なら、この池田指導を読んだだけで即座に脱会をします。経験から申し上げますが、矛盾を感じながら、明確な判断ができずにどうしようかと迷っている人が創価学会にはたくさんおります。そのような人を選別するためにも、この指導を有効活用してください。

 池田大作も七十歳を大きく超え、持病の糖尿病に加え重い狭心症に苦しめられているようです。そのせいで思うように旅行もできないようです。お金も権力も有り余るほど手にしていながら、我が身の自由を獲得できないのは、「兵奴の果報」です。兵奴とは兵士と奴隷のことですから、意に反して身を束縛されることです。

 『立正安国論』には、過去世に法華経を誹謗した罪により、無間地獄の苦しみを受けなければならず、たとえ人界に生を受けたとしても、「兵奴の果報を受く」とあります。今の池田大作の姿ではありませんか。なまじ金力や権力があるだけに余計に哀れです。

 池田大作もそう遠くない時期に閻魔法王の迎えをうけます。とすれば、今は断末魔の苦しみから見境なく謗法の限りを尽くしている姿であるといえます。池田大作が地獄の苦しみをうけるのは、本尊を作成して何も知らない会員に拝ませた大謗法の罪です。可哀想ですがいたしかたのないところです。しかしながら、その池田大作に道連れにされ、地獄の苦しみをうけなければならない人がいることを思い、一人でも救うことが私たちの使命です。

 この度の慶祝登山で諸天善神が来下して示した正法の現証を命で見つめ、日蓮正宗富士大石寺の教えを弘めるために進んでゆくことが、私たちの過去世の罪障消滅の修行です。三大秘法の南無妙法蓮華経を弘めてゆくことは、周囲の人々の幸福のためであり、周囲の人々の幸福は自らの幸福でもあります。

『立正安国論』に曰わく
「ただ我が信ずるのみにあらず他の誤りをも誡めんのみ」
慈雨の中、新築上棟式が奉修

『立正安国論』正義顕揚七五〇年記念佛乗寺本堂庫裏新築上棟式が厳粛に奉修

 昨年の十二月二十五日に起工式を執り行い、以来四ヶ月、これまで事故もなく無事に進んできました。今回上棟式が四月二十九日午後二時より大勢の法華講員と工事関係者が参列し、ご住職の導師のもと盛大に奉修されました。

 当日は、参詣者のほとんどが式場に入った二時五分前に、木造建築の梁や棟を慈雨でしめらすように優しい春の雨が降り始めました。法要中の一時間、雨は静かに降り続きましたが、一切が終了し参詣者が家路につくときには一滴の雨もなく不思議な天候でした。

 日達上人のお言葉に
「上棟式の時に降る雨は棟をしめらせることからその家が火事にならないことを意味しているので良いことである」
と、ご住職がお話をされましたが、まさにその通りになり、しかも法要中だけの雨でしたから、誰も濡れて困った人がいない、という現証を目の当たりにした参列者にとって、御本尊様の正しさをより強く確信することのできた上棟式でした。
お知らせ
今月から、御書学習会が復活!

 五月二十六日の金曜日から、御書学習会がスタートします。月に一度、ご住職から「観心本尊抄」を学びます。「観心本尊抄」は、数ある大聖人様の御書の中においても、日興上人が五大部のひとつに定められた大変重要な御書です。そのご講義を御住職から直接頂ける機会は滅多にあるものではありません。三世に亘る福徳を積ませていただける修行であると思います。

 ふるって参加し、心の財をつませていただきましょう。



今年もいよいよ夏期講習会の季節!

 平成十八年度の夏期講習会が、五月末から、七月末まで、計十回にわたり奉修されます。うち、五回が佛乗寺支部の割り当てになっています。

 夏期講習会では、御開扉・ご僧侶の講義・丑寅勤行・猊下様のご講義等を、一泊のスケジュールのなかで頂くことになっています。総本山の清浄な空気の中で、本当に信心の喜びを感ずることのできる有り難い登山会です。折伏の意欲もこんこんと湧いてきます。皆で誘い合って参加してまいりましょう。



仏法セミナー開催のお知らせ!

 五月二十八日、日曜日の午後二時から、仏法セミナーが開催されます。目的は、折伏です。新来者をお連れしての参詣をよろしくお願いいたします。

 今回は、東と西総地区のメンバーが中心となり、企画を進めております。テーマは、「幸せな人生とは?宿命とは?生きがいを感じる生き方とは?そんな疑問に答える仏法の知恵を学ぼう」です。当日はこのテーマに沿って、楽しく判りやすいお話を御住職からいただけます。

 「いきなり御講に連れてきたら、ちょっと難しいんじゃないかしら」等々、一歩踏み出せなかった方にぜひこの機会にお声をかけてみてはいかがでしょうか。

 なお、この日に向かって、二十一日は講中挙げての折伏活動日とすることが、三日の地区長会で決まっております。正午に本堂に集合し、三十分唱題・打ち合わせした後、「仏法セミナー」のチラシをもって訪問折伏に向かう予定となっています。どなたでも参加いただけます。 

 十一月二十三日の落慶法要目指し、御住職のもと、支部一丸となって大折伏戦を展開して参りましょう。
編集後記

 御代替慶祝登山の六日目に、思いがけず友人を連れての御登山が叶った。

 ここ数年ずっとアメリカで暮らしている彼女にとって、日本に帰ってくるのは二年ぶり、登山は五年ぶりとなった。滞在期間も二週間、三月の半ばに急に来週帰ってくるというので、申し込んだのだった。

 当日は、レンタカーを借り、私が彼女を実家の三島でピックアップする形になった。大切な登山会だからとスーツを準備するように言っておいたものの、初めて目にするスーツ姿は妙に新鮮であった。相当魔が競うはずとハラハラしていたのは自分ばかりで案外あっけなく登山し、これも期待に反し、さほど発心した様子もなくまたアメリカに帰ってしまった、という印象が残る。だがそう感じるのは自らのおろかさであろう。冷静に考えれば今回の御登山が彼女の仏性にどれほど功徳の水を注いだであろうか、計り知れない。

 また一緒に登山できる日まで、自分のやるべきことをしっかりやっていけばよいと自らに結論付けた。

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日蓮正宗向陽山佛乗寺