平成20年12月号
日蓮大聖人御報恩御講

〜 今月の拝読御書 〜
南条殿御返事 (御書一五六九頁)

 塩一駄・大豆一俵・とっさか(鶏冠菜)一袋・酒一筒給び候。上野国より御帰宅候後は未だ見参に入らず候。床敷存じ候ひし処に、品々の物ども取り副へ候ひて御音信(おんおとずれ)に預かり候事申し尽くし難き御志にて候。
 今申せば事新しきに相似て候へども、徳勝童子は仏に土の餅を奉りて、阿育大王と生まれて、南閻浮提を大体知行すと承り候。土の餅は物ならねども、仏のいみじく渡らせ給へば、かくいみじき報ひを得たり。然るに釈迦仏は、我を無量の珍宝を以て億劫の間供養せんよりは、末代の法華経の行者を一日なりとも供養せん功徳は、百千万億倍過ぐべしとこそ説かせ給ひて候に、法華経の行者を心に入れて数年供養し給ふ事有り難き御志かな。金言の如くんば定めて後生は霊山浄土に生まれ給ふべし。いみじき果報かな。

日蓮大聖人御書:「南条殿御返事」
今月の主な行事
12月1日 永代経
12月7日 広布唱題会
12月14日 御報恩御講

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日蓮正宗向陽山佛乗寺