平成21年3月号
日蓮大聖人御報恩御講

〜 今月の拝読御書:新池殿御消息 〜
新池殿御消息 (御書一三六三頁)

八木三石送り給び候。今一乗妙法蓮華経の御宝前に備へ奉りて、南無妙法蓮華経と只一遍唱へまいらせ候ひ畢んぬ。いとをしみの御子を、霊山浄土へ決定無有疑と送りまいらせんがためなり。(中略)

 智者聖人は又我好し我勝れたりと申し、本師の跡と申し、所領と申し、名聞利養を重くしてまめやかに、道心は軽し。仏法はひがさまに心得て愚癡の人なり、謗法の人なりと、言をも惜しまず人をも憚らず「当に知るべし、是の人は仏法の中の怨なり」の金言を恐れて「我は是世尊の使ひなり、衆に処するに畏るゝ処無し」と云ふ文に任せていたくせむる間、「未だ得ざるを為れ得たりと謂ひ、我慢の心充満せん」の人々争でかにくみ嫉まざらんや。されば日蓮程天神七代・地神五代・人王九十余代にいまだ此程法華経の故に三類の敵人にあだまれたる者なきなり。

 かゝる上下万人一同のにくまれ者にて候に、此まで御渡り候ひし事おぼろげの縁にはあらず。宿世の父母か、昔の兄弟にておはしける故に思ひ付かせ給ふか。又過去に法華経の縁深くして、今度仏にならせ給ふべきたねの熟せるかの故に、在俗の身として世間ひまなき人の公事のひまに思ひ出ださせ給ひけるやらん。

日蓮大聖人御書拝読と御法話
今月の主な行事
3月1日 永代経
3月1日 広布唱題会
3月8日 日蓮大聖人御報恩御講
3月20日 春季彼岸会
3月28日 立宗内証宣旨報恩会

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日蓮正宗向陽山佛乗寺