第6回

姪とともに
先日、2歳になったばかりの姪が・・・(匿名希望)
先日、私が朝の五座の勤行をしていると、それまでお婆ちゃんと一緒に遊んでいた姪が
「おっちゃ〜ん!」
と叫びながら、今度は私に遊んでもらおうと側にやって来ました。

勤行をしている私の邪魔をさせまいと、慌てて私の母が孫(姪)のあとを追いかけて来ました。

「おっちゃんは、今大事なことしているから良い子にして待ってようね。」
と、仏間から姪を連れ出そうとしたのですが、私は思わず
「おっちゃんといっしょにするか?」
と尋ねると、姪は
「うん」
と言って、今度はお数珠を欲しがりました。そして、お数珠を渡してやると、今度は
「ばあちゃんの・・・」
と言って、私の母の分のお数珠を欲しがり、母に側に来るようにせがみました。

丁度、読経が終わり唱題に入ったところでしたが、言葉を覚え始めたばかりの姪が私の隣でちょこんと座り、
「なぁ〜ん、みょ〜う・・・・」
と、お題目を唱えようとするではありませんか。

それまではお数珠を遊び道具にしてしまうのではないだろうか・・・内心少し、いや大分心配でしたが、最後の題目三唱まで私の側を離れようとはしませんでした。

この日は、ちょうど姪の2歳の誕生日。

御本尊様にご挨拶がしたかったのでしょう。あんなに活発な子があれだけの時間ちょこんと座ったまま、そしてお題目をあげたのですから、私は大変びっくりし、そして不思議でなりませんでした。

文責編集部