第7回


「小泉さん、球児をそして若人を
戦争に連れて行かないで」


常総学園の優勝で幕を閉じた高校野球。

開会式で、「勝ってよし、負けてよし、泣いてよし、笑ってよし。諸君の健闘を祈る」と挨拶をし、直後に、歴代の首相として初めての始球式に臨み、強運を実証するような素晴らしい投球を見せてくれました。アナウンサーは、「ブレのない見事な投球」と言いましが、このアナウンサーの一言に、思わずテレビの前で吹き出したのは私1人ではないと思います。

貴方が強力に押し進めた、「有事関連法」や、「自衛隊派遣法」を巡っては、国内に大きな議論も沸き起こらないままに、成立しましたね。

日本の行く末を左右するような大問題が、いとも簡単に決められるのを目の当たりにして、狐につままれたような気持ちです。かつてと同じように、経済に目が向いている間に、危険な方向に向かって走り出したようです。

そして、「勝ってよし・・」の言葉を聞き、「諸君が悠久の大義に生きる唯一の道なのである」と情緒的な言葉で、多くの学生たちを戦場に送った首相とだぶりました。

似通っているのは言葉だけで結構です。類い希なその強運を生かし、平和社会の構築に軍事力ではなく、政治力を発揮し、球児を、若人を戦場に送らないですむような努力をして下さい。

文責編集部