日蓮正宗佛乗寺法華講青年部 週刊向陽


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第177号 目次  平成18年 6月13日

○ 6月度 宗祖日蓮大聖人御報恩御講 奉修
○ ご先祖・子々孫々を思うなら、尚更「宗教の正邪」が大事です!


○ 建治 元年 6月10日 大聖人様、撰時抄をご述作
○ 寛延 2年 6月12日 大石寺に五重塔建立
宗祖日蓮大聖人御報恩御講 奉修
 6月度の宗祖日蓮大聖人御報恩御講が御住職の御導師のもと10・11・13日に奉修され、多数の方々がお寺に参詣し、仏祖三宝様に厚く御報恩申し上げました。

 御書講では「如来滅後五五百歳始観心本尊抄(御書660頁)」を拝読し、御住職より御法話を賜りました。
ご先祖のことを思うなら、子々孫々のことを思うなら、
尚更「宗教の正邪」が大事です!
 最近の住宅事情の影響もあり、家に「仏壇」があるご家庭が特に都会では減ってきているようですが、「都会は田舎者の集まり」という側面もございますので、それぞれのご実家には、今も「仏壇」が安置されていることかと思います。

 また、若い方々は、もしかするとご自分の実家が何宗なのかをご存知でない場合もあるかと思いますし、何宗であっても、特に“関係ない”と考えていらっしゃる方々はそれ以上に多いと思います。

 そして、念仏宗・真言宗・禅宗や創価学会等の新興宗教等々、それらの教義の誤りについては、あまり興味がないという方々も実に多いようです。

 その一方で、「○○宗は、邪な教えである」と指摘致しますと、ご本人が熱心に信仰されていなくとも、おそらくご先祖のことを批難された様に感じられて、「他宗を悪く言うのは良くない」等と思われることでしょう。

 然しながら、本当にご先祖のこと、そして子々孫々のことを思われるならば、やはり正しい宗教を伝えていくべきですし、それは今現在生きている私達の大切な役目であると言えます。

 ご承知の通り、日本における真言宗の開祖である弘法大師などは、世間では大変立派な方であったかの様に言い伝えられておりますが、本当にその言い伝えが正しいか否かを検証されたことは、おそらくないと思います。そして、その弘法大師が主張した内容についても、おそらくはご存知ではないと思います。

 一例を申し上げますと、弘法大師が中国から持ち帰ったお経(大日経・金剛頂経・蘇悉地経)は、大乗非仏説論者なども主張しておりますが、経典の成立自体がとても遅く、法華経により理の一念三千の法門を説かれた中国の天台大師が生きられた時代には、真言宗が依経とする経典は中国にも伝えられておりませんでした。にもかからわず、それらの経典の中から、天台大師が一念三千の法門を盗み取ったなどと主張し、天台大師を盗人と悪口誹謗しているのが、実は弘法大師・空海なのです。

 また、釈尊の出世の本懐である女人成仏等を含めた一切衆生の成仏を説かれた唯一の教典である法華経を下し、そして釈尊をも下し、釈尊が権(か)りに説かれた浅い教えに仏教以外のヒンズー教などの低い教えが入り混じった不純な経典(大日経・金剛頂経・蘇悉地経)を持ち上げて、天台大師在世の時代には未だ成立していなかったそれらの経典を依経とし、それらがまるで仏教であるかの様に人々を誑かしているのが、実は弘法大師・空海なのです。

 そして真言宗は、天台大師を盗人などと言って悪口誹謗の対象にしておきながら、法華経により説かれた一念三千の法門をちゃっかりと盗んで真言宗に取り入れ、更にその法華経を「第三の戯論」などと誹謗したのも、弘法大師・空海なのです。

 それでは、大乗非仏説論者は正しいかと言うと、そうではありません。彼らは、一切衆生の成仏が唯一説かれる法華経と共に、小乗経典より明らかに優れたその他の不完全な大乗経典(女人成仏や二乗の成仏等が説かれてはいない権りの大乗経典)のすべてを「仏説に非ず」と言って否定し、また小乗経で説かれる自分だけの修行すらもせず、大乗経典に基づく仏教宗派すべてを否定し、否定している自分自身のいうことが事実であり正しいのである、という考え方です。そして、大乗仏教が伝わった我が国日本の仏教宗派もすべて釈尊の教えではなく、現代人の我々学者が一番頭がよくて優れている・・・と言いたいようですが、「信」のない宗教学者にとっての仏教とは、せいぜい数十から数百ページの本の印税のみにその価値があるのでしょう。少なくとも、この様な自称・宗教学者と呼ばれる方々が、釈尊の心に適っているはずはありませんし、ましてや人々を成仏させてくれることはありません。

 そして、この一例も、実は日蓮大聖人様が一切経を閲覧あそばされ、そして彼の弘法大師や法然等が書き残したあらゆる書物をも検証され、それら開祖たちの誤り等を明確にお示しくださっているのです。

 そして、法華経に予証される通りの末法御出現の御本仏として、極大乗の根本唯一の正しい教え即ち「日蓮大聖人の仏法」としてお示しあそばされているのです。

 また、日蓮宗○○派や法華宗○○派は、「日蓮大聖人の仏法」ではありません。彼らの本尊は釈尊を中心とした仏像等であり、釈尊が法華経で説かれた末法の大導師に従わずに、釈尊に見立てた金ぴかの仏像を本尊としているのです。

 しかし、「釈尊が『一切衆生の成仏』を唯一説かれた法華経」には、「釈尊が久遠の過去において仏となった根本の大法をご所持あそばされる御本仏・日蓮大聖人の御出現」を予証されているのです。

 真言宗等の様に開祖が嘘をついている宗派の教えに則って行う供養が、本当にご先祖のためになるとお思いになりますか?ご先祖は開祖の嘘を知らなかっただけなのです。或いは巧妙な嘘偽りの扇動に巻き込まれてしまったのです。その様な嘘・偽りの宗教を我が家の宗教として子々孫々に伝えたいと思われますか?

 現代においても、偽善と嘘で塗り固めた教祖を永遠の指導者として祭り上げている新興宗教がございますが、その信者の方々は、あの様に分かりやすい教祖の嘘にすら気付いていないのです。気付いていながらその嘘を受け入れているのなら、それは洗脳されているか、或いは宗教とも言えない全く別の次元に扇動されているのです。

 「宗教の正邪」を考えることは、ご先祖と子々孫々のことを考えることでもあるのです。

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