日蓮正宗佛乗寺法華講青年部 週刊向陽


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第272号 目次  平成20年7月9日

○ 広布唱題会 奉修
○ 創価学会員の皆さまへ
〜 塔婆供養について 〜


○ 文明15年7月 3日 南条日住師、「有師化儀抄」を録す
○ 天正17年7月 6日 総本山第十三世日院上人様御正当の日
○ 安永 3年7月 3日 総本山第三十五世日穏上人様御正当の日
○ 明治10年7月 9日 総本山第五十一世日英上人様御正当の日
広布唱題会 奉修
 七月度の広布唱題会が総本山を中心に全国寺院において執り行われ、共々に広宣流布をご祈念申し上げました。
創価学会員の皆さまへ
■創価学会員の皆さまへ                       日蓮正宗佛乗寺

「お盆には塔婆をお建てして亡き方の成仏を願います 」

日蓮大聖人様は、『草木成仏口決(そうもくじょうぶつぐけつ)』 という御書の中で、
我等衆生死する時塔婆を立て開眼供養するは、死の成仏にして草木成仏なり。(乃至)草木成仏は死人の成仏なり。此等の法門は知る人すくなきなり。所詮妙法蓮華をしらざる故に迷ふところの法門なり。敢へて忘失する事なかれ。
と教えて下さいます。 (新編御書・五二二頁 御書全集・一三三九頁)

文意は次の通りです。
「私たちが亡くなったときに、塔婆を立てて開眼供養をするのは、亡くなった方の死後の成仏を確かなものにすることであり、塔婆を建立することは草木成仏の教えがもとになっている。この草木成仏は、法華経のみに説かれている一念三千の法門の上からの尊い教えである。(中略)塔婆を建立して開眼供養をすることは死者の成仏を意味している。しかし、このような教えは難信難解であるから理解する人は少ない。妙法蓮華経の教えを知らないから成仏の教えに迷っているのである。日蓮の門下にあってはこの成仏の大切な意義を忘れてはならない」

御文の「草木成仏は死人の成仏なり」の「草木」とは、木を削って作った塔婆を指します。塔婆(板)にお題目を認めることで板そのものが法華経のお題目の力で仏になることです。さらに、その塔婆に亡くなった人の戒名や俗名等を認めることで、亡き方が成仏することを「草木成仏は死人の成仏」と仰せなのです。このように、一念三千の深い教えの上から「塔婆供養」が行われていることを知らなければなりません。

また、このお手紙から、日蓮大聖人様御在世において、門下においては、亡くなった人のために塔婆を建立して追善供養をおこなっていたことが明確になります。

この御文が根幹にありますから、私たち日蓮正宗富士大石寺の信徒は、亡き方の成仏を願って塔婆を建立して追善供養に励むのです。塔婆供養は日蓮大聖人様が教えて下さった成仏のための修行なのです。一念三千の法門がわからなくとも、来世の成仏を願って塔婆を建立することにより、亡き方が来世は善きところに生まれ合わせることが叶うのです。

また、「この法門は難しい法門であるから知る人は少ないのである」と述べられます。朝夕に読誦する方便品には「唯仏与仏」と説かれ、一念三千の極理は、「唯だ仏様と仏様」の間だけで理解することが出来るものである、とあります。ですから、難しい一念三千の法門を理解することが出来ない、と嘆くことはありません。嘆かなくてはならないのは、日蓮大聖人様の教えを素直に信じることが出来ない心であり、行いです。

ところが池田大作元総講頭は、「塔婆供養は僧侶の金儲けの手段である。江戸時代の檀家制度の悪弊である」等といって、多くの学会員を惑わすばかりか無間地獄へ導いております。このような言辞は、学会員を惑わすばかりか、「我等衆生死する時塔婆を立て開眼供養するは、死の成仏にして草木成仏なり」と仰せになる日蓮大聖人様のお言葉を否定するものだ、ということに気づかなくてはなりません。何故ならば前述のごとく、日蓮大聖人様が「塔婆供養は大切な意義がある」と明確に示されているからです。したがって、「塔婆供養は必要ない」ということは、日蓮大聖人様の教えを否定することであり、それは即、「堕地獄」です。

このように、間違った師に従うことがいかに恐ろしいかが「塔婆供養」の一例だけからでもおわかりになるでしょう。間違った指導をされ、その指導を盲信し、盲従することは、貴方だけが苦しみを受けるのではなく「上七代下七代」にわたっての罪を作っていることなのです。

しかし、それは反対に日蓮大聖人様を信じることの功徳の大きさを示されていることでもあります。幸いに、私たちは日蓮大聖人様より唯授一人の血脈を御所時される代々の御法主上人のもとで修行に励むことが出来ます。素直な心に立ちかえり、日興上人より富士大石寺に七百五十年伝えられた正法に帰依されますよう念願いたします。祖先の成仏と末代までの繁栄が私たちの信仰の功徳です。

「総じて日蓮が弟子と云って法華経を修行せん人々は日蓮が如くにし候へ」
(四菩薩造立抄・新編御書一三七〇頁・御書全集九八九頁)

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