日蓮正宗佛乗寺法華講青年部 週刊向陽


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第288号 目次  平成20年10月31日

○ 日蓮大聖人佐渡配流をお偲びして(2)


○ 文永8年10月28日 大聖人様、佐渡に着く
○ 元禄4年10月29日 総本山第二十二世日俊上人様御正当の日
日蓮大聖人佐渡配流をお偲びして(2)

『寺泊御書』に
「此れより大海を亘って佐渡の国に至らんと欲するに順風定まらず其の期を知らず」

と記されているように、寺泊に到着された大聖人の一行は、佐渡への順風を待つために、しばしの滞在を余儀なくされた。

また、
「此の入道佐渡の国へ御供為す可きの由之を申す、然る可き用途と云いかたがた煩有るの故に之を還す、御志し始めて申すに及ばず候人人に是くの如く申させ給へ」
と仰せられ、極寒の配流の地を前に、依智より供奉した(富木殿が遣わされた)入道等を富木殿のもとに還されたのであった。

初冬、木枯らしの吹きつけるころの日本海は北西の風が強く、波は荒く、小舟での航海は危険なものであった。

波浪の静まるのをみて、寺泊を出帆した大聖人とお供の日興上人、幕府の官吏、船頭ら総勢七・八人の一行を乗せた船は、ようやく十月二十八日佐渡の松ヶ崎に着いたのであった。


日蓮大聖人正伝(214〜215頁)

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